耐震診断の評定とは 

耐震診断評定とは

評定とは、耐震診断や耐震改修等を行う際に耐震診断の報告書を評定機関に提出し、内容が妥当がどうか判断してもらう事をいいます。。いわば第三者機関によるお墨付きをもらうという事です。評定機関には、評定委員会となっている10人程度の大学の教授や専門家によって組織され耐震診断の結果が妥当性かどうか判断します。通常耐震診断を行う時、評定は必要ないのですが、診断や耐震改修等の補助金を利用する時に必要となってきます。

判定とは東京都の緊急輸送道路沿いに建築している旧耐震の建築物の評定を行う際に限り判定という方法で第三者機関に審査してもらう事が出来ます。内容的には評定を簡易にした方法と考えてください。

 

費用

耐震診断及び耐震改修の評定を行う時、評定を行う機関によって様々ですが、20万円~50万円ほどの評定手数料がかかります。また評定を行う事で増える手間代として設計事務所で100万~150万程度かかってきます。

 

期間

評定を行う期間としては耐震診断3カ月+評定審査期間3カ月ほどかかってくるので、計6か月ほどかかってきます。

また耐震補強の補助金も評定をとってないと交付されない場合もあるので、補助金の申請を行う際はそれらの事も考慮して、補助金を交付する市区町村で定められている手順や内容に沿って最善の方法を選択していく事になります。